2019年9月22日(日)

みずほ銀、決済処理作業「5時間遅れ」 システム障害
20日予定分、半分しか進まず 連休明け復旧へ正念場

2011/3/20付
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システムトラブルについて記者会見するみずほ銀行の柏崎常務執行役員(20日午後、日銀本店)

システムトラブルについて記者会見するみずほ銀行の柏崎常務執行役員(20日午後、日銀本店)

システム障害の復旧を進めているみずほ銀行は20日午後5時に記者会見し、「処理作業が5時間ほど遅れている」と発表した。同日は16~17日に積み残した12万件の決済処理を終える予定だったが、作業は半分しか完了していない。21日は給与振込など66万件を処理する予定。連休明けの復旧に向けヤマ場を迎える。

柏崎博久常務執行役員は会見で「システム向上に時間がかかり、次の処理を始めるのが遅れた」と説明した。最大116万件に膨らんだ未決済処理は19日までに78万件に減少。システム障害の発端となった15日分の38万件は完了し、20日は12万件を処理する予定だった。

みずほ銀行のシステム障害の経緯
14日大量振込原因に障害発生
15日未処理件数が38万件と判明
16日未処理は6万増の44万件に
17日未処理は6万増の50万件に
18日給与振込など66万件が上乗せ
未処理は最大116万件に
19日全ATM停止。未処理は78万件に
20日決済処理の作業に大幅な遅れ

ただシステム変更に時間がかかり、20日夕時点で17日分の6万件は手つかずのまま。みずほ銀は「急いで進める」と説明するが、これが終わらないと21日に予定する66万件の処理に手が回らない状況だ。

15~17日に処理できなかった合計50万件は企業の資金決済から個人の公共料金引き落とし、給与振込まで多岐にわたる。同行は「ATMやインターネットなど様々な経由で振り込まれており、決済処理に時間がかかる」としている。一方、給与振込は「定型化された作業なので数は膨大でも処理しやすい」という。17日分の積み残しが早く済めば給与振込の処理作業に移れるが、現状ではギリギリの局面だ。

全ATMを休止した代わりに臨時に開けた営業店舗では20日、6万9000人が37億円の現金を払い戻したという。前日とあわせると15万4000人が合計86億7000万円を引き出した。

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