塩釜油槽所のタンカー着船、21日可能に 経産省発表
経済産業省は20日、東日本大震災の被災地や首都圏での石油製品不足に対する緊急対策の進捗を発表した。被災した塩釜油槽所(宮城県塩釜市)のタンカーの着船が21日に可能になり、愛知県から輸送中の燃料2000キロリットルが届く予定。JX日鉱日石エネルギーの根岸製油所(横浜市)も今週中に運転を再開できるとの見通しを示した。
西日本から東北の被災地に石油製品を供給するタンクローリーについては目標としていた300台のうち290台を確保、既に130台が動き出したという。既に東北6県で178カ所、関東で161カ所を指定してある緊急重点ガソリンスタンドに関しては、21日にも指定を増やす方針を示した。