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円高の是正、議論にならず G20財務相会議

15日閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、過去最高値圏で推移している円相場は議論にならなかった。共同声明は為替相場について「無秩序な動きや継続したファンダメンタルズ(基礎的条件)からの乖離(かいり)を回避するため協調を強化」との表現を踏襲。相場が急激に変動しない限り、円高是正に向けた協調介入は期待できない情勢だ。

円高が議論にならなかったのは、根底に欧州を中心とする世界経済の不確実性があり、欧州不安が払拭しなければユーロ安・円高基調は変わらないという共通認識が各国間にあるためだ。

安住淳財務相はG20会議で「円高が日本経済の大きな下振れリスクになっている」と懸念を表明したが、米国の関心は中国の人民元に集中しており、円高問題はG20のなかでは埋没してしまった形だ。

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