2019年1月20日(日)

4月の国内企業物価、1年1カ月ぶり下落脱す
円安で輸入物価が上昇

2013/5/14付
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日銀が14日発表した4月の国内企業物価指数(2010年=100、速報値)は101.4となり、前年同月比横ばいとなった。上昇率がマイナス傾向から抜け出すのは12年3月以来、1年1カ月ぶり。外国為替市場で円安が進み、石油・石炭など素材品目の輸入価格が幅広く上昇。電気料金の値上がりも影響した。

項目別の内訳では、電気料金の引き上げの影響で電力・都市ガス・水道が前年同月比6.4%上昇したほか、米国の住宅市況の回復などを背景に製材・木製品が6.0%プラスとなった。中国の需要低下などを受けて鉄鋼は5.0%下落。価格競争が激しい情報通信機器も6.2%下がった。

円安の影響で、円ベースの輸入物価指数は前年同月比9.5%上昇の123.8となった。6カ月連続の上昇で、水準としてはリーマン・ショックが発生した08年9月以来の高い水準となった。契約通貨ベースでは4.5%低下しており、円安が輸入物価を押し上げた格好だ。

企業物価指数は前月比でみると0.3%上昇し、5カ月連続のプラス。5カ月連続で上昇するのは10年12月~11年4月以来となる。企業物価は出荷や卸売り段階で企業間でやり取りされる製品の価格水準を示す。

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