「農産品5品目の関税撤廃、簡単ではない」 麻生氏、米側に

2013/11/12付
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麻生太郎副総理兼財務相は12日のルー米財務長官との会談で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉にからみ、日本側が関税分野の聖域とみる農産品5品目の関税撤廃について「なかなか簡単ではない」と述べ、米側の理解を求めた。為替政策では「為替レートを目的としない」という日米欧7カ国(G7)や20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明を再確認した。

ルー長官が来日するのは2月の就任後初めて。安倍晋三首相とも面談し、TPP交渉での日米協力を求めた。

麻生氏との会談ではTPP交渉の年内妥結に向け連携を確認。麻生氏が「日本にとって農業の問題は大事だ」と訴えた。保険など金融分野は議論しなかったという。

ルー氏は12日付の米紙に「日本は輸出依存を避け、為替レートを目的にしないというG7やG20声明を尊重すべきだ」と寄稿。麻生氏は会談で安倍政権の経済政策が円安誘導ではないという認識を擦り合わせたとみられる。

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