2019年4月25日(木)

第一生命上場、15万円台後半~16万円に買い注文

2010/4/1付
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NTTドコモ以来の大型上場で注目される第一生命保険が4月1日、株式会社化して東京証券取引所第1部へ上場し、8時から株式の売買注文の受付が始まった。買い注文は売り出し価格の14万円を大幅に上回る15万円台後半から16万円に集まっている。

第一生命は株主数が多く、大量の売買注文での混乱を避けるため、東証は初値決定について異例の「一本値方式」を適用する。11時から12時5分を除いて13時まで売買注文を受け付けて、上場初日の取引を終える。初値は取引終了後に決まる。

同社は1日、2010年3月期の業績に基づく初めての株主配当を受け取れる株主を決める基準日を16日と発表した。配当額は1株あたり1千円で、総額100億円となる。

通常の株主配当は期末の株主を対象とするが、第一生命は3月末まで相互会社で株主がいなかった。そのため、今回は特別に16日を基準日として第1回の配当を出す。6月下旬の株主総会議決権を行使できる株主を決める基準日も同日。

同社は発行済み株式1千万株のうち、約500万株を国内外の株式市場に売り出す。残りの500万株は第一生命の保険契約者や親密な金融機関や取引先企業に割り当てた。株主数は契約者を中心に約150万人となるもよう。NTT(103万人)を超え、日本最多の株主を抱える巨大株主企業になる。

売り出し価格を基準とする時価総額では1兆4千億円。国内の保険会社では東京海上ホールディングス(約2兆円)に次ぐ2番目の規模。新規上場では1998年のNTTドコモ(上場時約7兆4千億円)以来の大型案件となる。

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