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景況感3期ぶり悪化 日銀9月短観、外需関連冷え込む

日銀が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の景況感は3四半期ぶりに悪化した。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でマイナス3になり、6月の前回調査から2ポイント悪化した。大企業非製造業の業況判断DIはプラス8と前回調査から横ばい。海外経済の減速で輸出産業の悪化が目立つ一方、内需型産業は底堅さを保った。

業況判断DIは景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた値。回答基準日は9月11日で、同日までに7割弱が答えた。尖閣諸島の国有化を巡って9月中旬から激しくなった中国の反日デモの影響はあまり反映されていないとみられる。

大企業の業種別の業況判断DIでは、全28業種中、12業種が悪化した。製造業では自動車が前回よりも13ポイント低いプラス19と大幅に悪化。生産用機械や鉄鋼も2ケタの悪化幅になるなど、輸出企業の悪化が目立った。

一方、非製造業は東日本大震災の復興需要を背景に、建設が7四半期連続で改善したほか、不動産なども改善。足元の底堅い内需を裏付けた。

業況判断DIの3カ月先の見通しは、大企業製造業が今回調査から横ばいのマイナス3を予想。大企業非製造業は3ポイント低いプラス5と6四半期ぶりの悪化を見込み、個人消費の持続力に不安を残す内容になった。

2012年度の設備投資計画は、大企業製造業が前回から0.1ポイント下方修正して前年度比12.3%増と9月時点では6年ぶりの高い伸び。大企業非製造業は3.3%増と0.3ポイント上方修正した。

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