2019年7月20日(土)

今から始める外貨投資 円安局面での資産防衛術

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2013/4/28付
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 異次元の金融緩和を受け、外国為替市場で円売り圧力が強まっている。円の下落で外貨投資を考えている人も多いだろう。これから上昇しそうな通貨は何か、投資するならどんな商品がよいのか。アベノミクスの外貨投資術を考えてみよう。

米ドル・メキシコペソ上昇基調 経済情勢や金利水準で見極め

日銀による「異次元の金融緩和」を追い風に、1ドル=90円台後半まで進んだ円安。金融緩和に加え、貿易赤字が定着しつつあることが円売りを後押ししている。26日発表の1~3月期米実質国内総生産(GDP)増加率が市場予想を下回ったためブレーキがかかったものの、市場ではいずれ100円の大台に下落するとの見方が根強い。

円の弱さは対ドルだけではない。国際決済銀行(BIS)がまとめた通貨の総合的な価値を示す実質実効為替レートをみると、3月時点で円は1年前と比べて15.2%低下。これは全61通貨中、ベネズエラのボリバル(15.8%)に次いで2番目に大きな下落率だ。

円の下落は円建て資産を多く持つ日本人にとって、資産価値の目減りにつながる要因。資産の一部を値上がりが見込める外貨に振り向け、資産の目減りに歯止めをかけることは重要な投資のテーマとなる。では、どの通貨に投資すればよいのだろうか。

今回、日経ヴェリタスでは円を含む16通貨について、市場参加者への取材に基づき今後半年間の中期的な相場を展望。各通貨の総合的な方向感を「強気」「やや強気」「中立」「やや弱気」「弱気」の5つに分類した。

判断のポイントは3つ。第1は経済情勢だ。経済が好調なら株式や社債などの市場にマネーが流入するため、その国の通貨は買われやすい。

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