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菅首相と小沢氏、一騎打ちへ ともに代表選出馬表明

菅直人首相、民主党の小沢一郎前幹事長

1日告示される民主党代表選は菅直人首相(党代表)と小沢一郎前幹事長の一騎打ちの構図となった。首相と小沢氏は鳩山由紀夫前首相の仲介で無投票決着を探るため31日、党本部で会談したが、人事を含めた挙党態勢のあり方で折り合わず、決裂した。党内最大勢力を率いる小沢氏が出馬を最終決断したことで、民主党は14日の投開票に向けて党内を二分する選挙戦に事実上、突入した。

首相と小沢氏は1日午前に立候補を届け出た後、同日午後には共同記者会見し、政策を明らかにする。「政治とカネ」問題や消費税増税や高速道路無料化など衆院選マニフェスト(政権公約)のあり方が争点となる。

首相と小沢氏は午後5時すぎから約30分、会談した。当初は鳩山氏と輿石東参院議員会長を合わせて4人で協議する予定だったが、首相の意向で2人だけの会談となった。

会談で小沢氏は「政権交代したのだから協力していかなければならない気持ちに変わりはない。選挙は選挙で戦おう」と伝え、首相も「すっきりした気持ちで戦いたい。結果がどういう形であれ、全党一致で協力できるよう全力を挙げたい」と応じた。

両氏は会談後、記者団に個別に協議内容を説明した。首相は「選挙の結果にかかわらず協力していくことで一致できたのは大変良かった。日本の本当の改革に向けて政権を本格稼働させる」と再選への意欲を表明するとともに「小沢氏から人事や条件は一切なかった」と語った。小沢氏は「大勢の仲間に推挙いただき、代表選に立つ決意をした」と述べた。

対立回避に向けた党内調整は、首相と小沢氏の直接会談の直前まで続いた。小沢氏は31日昼、鳩山氏、輿石氏と話し合った。首相も同日午後、衆院議員会館の自室に前原誠司国土交通相ら自らを支持する閣僚や党幹部を集めて対応を協議し「人事で取引はしない」との方針を確認した。

首相は31日夜、出馬表明で「今回の代表選は日本の次期首相を選ぶ選挙だ」と強調した。小沢氏も選対集会で「政権交代したにもかかわらず、予算編成の動きをみても、官僚主導から政治主導に変わっていない。このままではこの国が立ち行かなくなる」と首相との対決姿勢を鮮明にした。

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