ガス制度改革、12日に議論開始 経産相が表明

2013/10/31付
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経済産業省は31日、ガス制度改革の議論を12日に始めると発表した。地域独占の供給体制を見直して小売りを全面自由化する。異業種の参入で電気やガスを融合したサービスの展開やガス価格の引き下げにつなげる。経産省は電力システム改革のための電気事業法改正案を今国会に提出しており、ガスも歩調を合わせて業界をまたいだ公平な競争環境を整える。

茂木敏充経産相が「ガスの記念日」の会合に集まった全国のガス事業者の前で表明した。「小売りの全面自由化、ネットワークへのオープンアクセス(ガス管の開放)、エネルギー企業の相互参入を進める」と述べた。新たに小売り自由化を検討するのは年間使用量が10万立方メートル未満の小口契約で、一般家庭や商店が対象となる。

12日に有識者による委員会を立ち上げる。大手10社体制の電力に比べてガスは200社以上ある。中小事業者が多く事業規模の格差も大きいため、自由化した場合に経営が悪化する事業者が出る可能性がある。事業規模に応じて複数の類型に分けて議論する見通しだ。

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