2019年3月27日(水)

12月の鉱工業生産3.1%上昇 基調判断を上方修正
10年通年は3年ぶりプラス

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2011/1/31付
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経済産業省が31日発表した2010年12月の鉱工業生産指数(速報、季節調整値、2005年=100)は94.6になり、前月比で3.1%上昇した。上昇は2カ月連続で、自動車を中心とする輸出やスマートフォン(高機能携帯電話)などの携帯電話がけん引役になった。基調判断は11月までの「弱含み」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。

判断を上方修正するのは09年4月以来、1年8カ月ぶり。昨年9月に前月の「横ばい」から「弱含み」に判断を引き下げていた。

1月の製造工業生産予測指数は前月比で5.7%上昇する見通し。輸送機械や一般機械が寄与する。生産が1月も上昇する見込みになったことも踏まえ、経産省は「昨年秋からの足踏み状態を脱しつつある」との認識を示した。2月は情報通信機械などの生産が減少することから1.2%低下する見通しだ。

12月の鉱工業生産指数は事前の市場予測の中央値(2.8%上昇)を上回った。業種別にみると、自動車などの輸送機械が5.1%上昇した。北米や欧州向けの普通乗用車、アジアを含む海外向けの小型乗用車などが回復。自動車の国内販売は低迷が続いているものの、海外需要の増加で持ち直してきた。

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