社会保険病院、全てでずさんな会計 118億円決算修正へ

2013/8/30付
保存
共有
印刷
その他

厚生労働省は30日、全国にある社会保険病院の全てでずさんな会計処理があったことがわかり、2012年度決算で計118億2800万円分の修正が必要だと発表した。田村憲久厚労相は病院経営を受託している全国社会保険協会連合会(全社連)に30日付で改善命令を出した。

厚労省は社保病院のずさんな会計処理について3月、全社連の内部調査で少なくとも30億6100万円の決算修正が必要になったと発表。その後、病院を保有する独立行政法人に再調査を指示し、監査法人を入れて検証したところ調査対象の51病院全てで不適切な会計処理が見つかった。修正額は約4倍に膨らんだ。

修正額の多くは収支の計上年度の誤りや未収金の過大・過小計上。発生した原因が特定できない額も3億6700万円含まれる。決算修正によって病院経営が行き詰まることはないという。

一方、病院の収入として会計処理せず、病院と別の口座で管理していたお金が9億1千万円あったことも判明。うち一部は職員の飲食にも使われており、厚労省は不正使用がなかったか引き続き調査するとしている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]