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幹事長に輿石氏、政調会長は前原氏 野田代表が人事

党内融和を鮮明に

(更新)

民主党の野田佳彦代表は30日午後、衆参両院本会議での首相指名選挙で菅直人首相の後継となる第95代、62人目の首相に選出された。直ちに党執行部人事に着手し、党運営の要である幹事長に小沢一郎元代表に近い輿石東参院議員会長を内定して党内融和の姿勢を示した。政策調査会長には前原誠司前外相、国会対策委員長に平野博文元官房長官を起用する。新内閣の閣僚人事では岡田克也幹事長を官房長官起用で調整、代表選を争った海江田万里経済産業相、鹿野道彦農相の再入閣も固めた。

民主党新執行部の体制は31日午後の両院議員総会で正式決定する。新首相は9月2日の皇居での親任式を経て正式に首相に就任し、新内閣を発足させる方針。

野田氏は30日午後、輿石氏らと相次いで会い、党役員人事を内定。幹事長代理には樽床伸二元国会対策委員長の起用を決めた。同日夜、人事の狙いについて「党を挙げての態勢をつくって、国民のためにしゃにむに働く政治を実現していく」と党本部で記者団に語った。輿石氏の起用は「参院だけでなく衆院も全体的にまとめてもらう力がある」と理由を説明した。

民主党の新執行部人事を発表する野田佳彦代表(30日、民主党本部)

民主党の新執行部人事を発表する野田佳彦代表(30日、民主党本部)

幹事長に内定した輿石氏は同日午後、記者団に「党内融和に全力を尽くす。その一点だ」と強調した。民主党幹事長に参院議員を起用するのは結党以来、初めて。参院議員会長職は兼務する。輿石氏は小沢元代表に近いため、野田氏が目指す挙党態勢の目玉となる。

輿石氏は元代表の党員資格停止処分について「(撤回すべきだとの)私の考えは変わらない」と指摘しながらも、党内の異論も念頭に慎重に対処する考えを示した。

政調会長に内定した前原氏は記者団に「いろんな人の思いを受け止めて政策をまとめ、前に進めたい」と語った。民主党マニフェスト(政権公約)の見直しや東日本大震災の復興増税を巡る党内調整や与野党協議に意欲を示した。

党執行部人事に先立ち、野田氏は定数480の衆院の首相指名選挙で308票を獲得、過半数を制した。参院では自民党の谷垣禎一総裁との決選投票になり、野田氏は谷垣氏を3票上回る110票で首相に指名された。

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