5月の住宅着工、前年比4.6%減 持ち家は増加基調

2010/6/30付
保存
共有
印刷
その他

国土交通省が30日発表した5月の新設住宅着工戸数は前年同月比4.6%減の5万9911戸となった。分譲マンションが大幅に減ったことが背景だが、持ち家は増加基調を保っており、専門家の間では持ち直しの動きが続いているとの見方がなお多い。

5月の住宅着工は、17カ月ぶりに増加した4月から再び減少に転じた。分譲マンションが4202戸と前年同月比31.5%減。首都圏をはじめ全国的に大規模物件の着工が大きく減った。

季節調整済み着工戸数(年率換算)は73万7000戸と2カ月連続で減少。国交省は足元の動向について前月の「一進一退」から「弱含み」に判断を下方修正した。

ただ5月の持ち家の着工戸数は前年同月比4.8%増の2万4243戸と7カ月連続で増加。分譲住宅の中でも戸建ては30.0%増の8953戸と5カ月連続で増えた。

住宅ローン「フラット35」の金利優遇策や、景気の回復基調が住宅着工を下支えしている。分譲マンションについても「大型物件の増減で戸数の変動が大きい。実際の販売は好調で、着工戸数の増加傾向は変わらない」(みずほ証券の石沢卓志チーフ不動産アナリスト)との見方が多い。

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]