「ぺリカン便」33年の歴史に幕 「ゆうパック」に吸収

2010/6/30付
保存
共有
印刷
その他

日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)は7月1日、日本通運との共同出資会社「JPエクスプレス」で手掛ける宅配便「ペリカン便」事業を吸収し、自社の「ゆうパック」として再スタートする。日通は宅配便事業から撤退することになり、「ペリカン便」ブランドはおよそ33年の歴史に幕を下ろす。

日本郵便と日通は当初、JP社にそれぞれの宅配便事業を移管して、統合する計画だった。ところが、総務省の認可が下りず、共同事業の解消に追い込まれた。今後は日本郵便の単独事業として、ヤマト運輸・佐川急便の2強を追いかける構図になる。

日本郵便は再出発に当たり、配達希望時間帯を細かくするなどサービス向上策を講じる。ただ、同業他社より割高とされる人件費の削減など、合理化にどこまで踏み込めるかが課題となる。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]