2019年3月26日(火)

消費者物価、4月3.2%上昇 増税分を上回る伸び

2014/5/30付
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総務省が30日発表した4月の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は値動きの激しい生鮮食品を除く指数が103.0と、前年同月に比べて3.2%上がった。消費税率を5%から8%に引き上げた増税分の上乗せが順調だったうえ、物価の基調も底堅かった。1991年2月以来、23年2カ月ぶりの大幅上昇になった。

生鮮食品を除く品目では9割で前年よりも価格が上がった。身近な品目ではガソリンが前年同月比6.4%の値上がり。生鮮食品を除く食料は4.1%上がった。スパゲティやワインなど4月に入って3月より値上がりした品目も目立った。

日銀は消費増税が4月の消費者物価を前年同月比で1.7ポイント押し上げると試算していた。4月の総合指数から1.7ポイントを差し引くと1.5%の上昇。3月よりも上昇幅が0.2ポイント拡大しており、増税の影響を除いても物価上昇が続いたことがうかがえる。

全国の先行指標となる東京都区部の5月中旬速報値は生鮮食品を除く指数が102.0と、前年同月比2.8%の上昇だった。2.7%の上昇だった4月と比べて上昇幅は0.1ポイント拡大した。

日銀が試算した消費増税が物価を押し上げる効果を除き、消費増税分の転嫁が5月中旬までに終わったとすると5月は0.9%上昇となり、4月の1.0%上昇より1ポイント低下した。増税分の影響を除いた都区部の物価はやや伸びが鈍っている。

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