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鉱工業生産2月は1.2%低下 3カ月ぶりマイナス

経済産業省が30日発表した2月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値は94.1と、前月比1.2%低下した。マイナスは3カ月ぶり。昨秋のタイの洪水による減産を取り戻す動きが一巡した。自動車などの生産は高水準を保っており、3月からは再び増産に転じる見込みだ。同省は生産は「持ち直しの動き」との基調判断を維持した。

2月は全16業種のうち12業種がマイナスだった。普通乗用車や軽乗用車が伸び悩み、輸送機械工業は2.6%低下。携帯電話の新機種生産の反動が出た情報通信機械工業も8.9%下がった。「タイの洪水で落ち込んだ分の挽回増産の動きはほぼ収まった」(同省)という。

一方、鉄鋼業は自動車向けが伸び3.4%上昇。電子部品・デバイス工業も高機能携帯電話(スマートフォン)用の半導体などが好調で、前月を6.9%上回った。

生産指数は市場の事前予測(1.3%上昇)に反して低下した。化学工業の工場の定期修理が長引いたほか、電気機械工業で納期がずれ込んだことが響いた。また「うるう年の影響で季節調整値が低めに出やすい」(同省)という。

同日発表した3月の製造工業生産予測調査によると、3月は2.6%、4月は0.7%の上昇を見込む。主力の輸送機械工業が人気車種の生産を伸ばすほか、世界的に在庫調整が進む電子部品・デバイス工業も増産する見通しだ。

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