2019年1月23日(水)

8月の消費者物価、0.2%上昇 2カ月連続

2011/9/30付
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総務省が30日発表した8月の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、値動きが激しい生鮮食品を除くベースで99.9となり、前年同月比0.2%上昇した。電気料金の引き上げやガソリン高で、2カ月連続のプラスとなった。ただデジタル家電の価格下落に歯止めがかからないなど需要不足に伴うデフレ基調はなお続いている。

消費者物価の上昇は資源高の影響が大きい。エネルギーではガソリン価格が13.1%、電気代が3.4%それぞれ上がった。食品では小麦の国際価格高騰を受け食パンやうどんが上昇した。

一方で耐久財は価格下落の動きが止まらない。テレビや電気冷蔵庫、洗濯乾燥機は3割近く下落。冷房需要も盛り上がらずルームエアコンは1割下がった。食料とエネルギーを除いたCPIは、8月はマイナス0.5%。基調的な物価は下落が続いている。

円高や海外経済の減速の影響で家計の先行き不安は根強く、物価の先行きは再び下落に転じるとの見方が多い。国際原油市況は8月に入って軟調に推移。原油の輸送などに時間がかかるため、秋以降はガソリン価格が伸び悩む可能性がある。また10月には、昨年のたばこ値上げと傷害保険料上げの影響が一巡する。

総務省が同日発表した東京都区部の9月のCPI(中旬速報値)は、生鮮食品を除くベースで0.1%下落した。CPIは7月分から基準年を05年から10年に切り替えた。

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