/

福島の人口流出続く、岩手・宮城は転入超 6~8月

総務省は29日、住民基本台帳に基づく6~8月の人口移動報告で、東日本大震災による被災で3~5月に大幅に人口が流出した岩手、宮城両県が、それぞれ転入超過に転じたと発表した。一方、東京電力福島第1原発事故の影響が長期化している福島県は7828人の転出超過で、人口流出に歯止めがかかっていない。

岩手県の転入超過数は279人、宮城県は1270人だった。県外に避難していた住民が戻り始めていることや、企業が被災地に工場や物流拠点を新設する動きが広がっていることなどが影響したとみられる。福島県から岩手、宮城両県への転出者も多かった。

三大都市圏別では、東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)が6万5381人の転入超過から、4656人の転出超過に転じた。20~30代の働き手の名古屋圏(愛知県、岐阜県、三重県)や大阪圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)への転出が増えており、総務省統計局では「企業が東京一極集中の解消に動き始めたためではないか」とみている。

被災3県の3~8月の転出超過数は3万8031人となり、高度経済成長期以来、42年ぶりに3万8000人を超えた。福島県の3~8月の人口移動を年齢階層別でみると、0~14歳や子育て世代の25~44歳の転出超過数が大幅に増えた。原発事故の影響を避けて県外に出る親と子どもが多いことを裏付けた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン