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9月の失業率4.0%に改善 有効求人倍率は横ばい

総務省が29日発表した9月の完全失業率季節調整値)は、前月比0.1ポイント低下の4.0%となった。職探しをしていた人の就業が進んだためで、2カ月ぶりに改善した。厚生労働省が発表した有効求人倍率(同)も前月と横ばいの0.95倍だった。雇用環境は堅調に推移しているが、さらなる改善には人手不足産業とのマッチングを進める必要がある。

厚労省は雇用情勢の判断を前月に続き「一部に厳しさが見られるものの、改善が進んでいる」に据え置いた。男女ともに失業率は改善し、男性が0.2ポイント低下の4.3%、女性が0.2ポイント低下の3.5%となった。

9月の就業者数は6319万人で、前月比19万人増えた。15~64歳人口に占める就業率は72.1%となり、比較可能な1968年1月以降過去最高を更新した。女性だけ見ても63%で、過去最高を更新した。総務省は「職探しをしていた人の就業が進んだ」と分析している。

一方で、雇用者(役員を除く)に占める非正規社員の比率も37.1%となり、上昇が続く。女性を中心に、非正規での就業が進んでいるようだ。

職探しをしていない失業者にあたる「非労働力人口」は9月に前月比9万人減の4504万人となった。景気の回復を受け、職が見つかると期待して労働市場に参入する人が増えているためで、特に女性は10万人の大幅減だった。

パートを含む新規求人数は前年同月比9.2%増で、仕事がないために失業している人は少ない状況になっている。さらに失業率を改善するには、人手不足感が強い建設業(9.7%増)、医療・福祉(4.1%増)などで、ミスマッチを解消していく必要がある。

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