2019年3月27日(水)

1月の鉱工業生産2.0%上昇 「持ち直しの動き」

2012/2/29付
保存
共有
印刷
その他

経済産業省が29日発表した1月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値は95.3と、前月に比べて2.0%上昇した。2カ月連続のプラス。タイ洪水による部品不足が解消したことを受け、自動車や電機で減産分を取り戻す増産が続いた。同省は基調判断を前月までの「横ばいの傾向」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。

1月の鉱工業生産指数は2カ月連続で上昇した(テレビ東京)

1月の鉱工業生産指数は2カ月連続で上昇した(テレビ東京)

生産指数は市場の事前予測の中央値(1.5%の上昇)を上回った。基調判断の上方修正は11年5月に「停滞している」を「回復しつつある」に引き上げて以来。「持ち直しの動き」との表現は東日本大震災前の11年2月以来となる。経産省は「大震災前の97%の水準まで回復した」と分析している。

1月は12業種がプラスだった。輸送機械工業は3.3%上昇。北米向けの普通乗用車などが堅調だった。情報通信機械工業も12.0%上昇。タイ洪水で影響を受けたデジタルカメラの部品不足が解消したほか、カーナビゲーションでは国内での代替生産が進んだ。自動車の生産増を受け、鉄鋼業も5.9%上昇した。

一方、電子部品・デバイス工業は1.3%低下し、3カ月ぶりのマイナス。パソコンなどの需要が弱く、液晶素子などがさえなかった。

同日発表した2月の製造工業生産予測調査によると、2月は1.7%、3月も1.7%の上昇を見込む。予想通りなら3月の生産指数は98.5となり、大震災前の11年2月(97.9)を上回る見込み。

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報