2019年3月27日(水)

岩田・日銀副総裁、金融政策の効果「来年度から本格的に」

2013/8/28付
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日銀の岩田規久男副総裁は京都市内で講演し、4月に導入した量的・質的金融緩和の効果は「来年度から本格的に目に見えてくる」と語った。株高や円安はすぐに起きたが、設備投資の拡大など実体経済への波及には時間がかかるとの認識を示し「もう少し我慢強く見守ってほしい」と述べた。銀行の貸し出しが本格的に増えるのも「1~2年かかる」と話した。

就任後初めてとなる講演で、岩田副総裁は4月に導入した異次元緩和の仕組みと狙いを解説した。そのうえで「金融政策はまず資産市場に影響を与える」と述べ、昨年末から進んだ株価の上昇と円安の進展を成果に挙げた。一方で「金融政策が実体経済に影響を及ぼすのには、過去の研究では6カ月~1年半かかる」と語った。

会場との質疑応答で「金融緩和で銀行貸し出しが増えるのか疑問だ」との指摘があった。これに対して岩田副総裁は「デフレ脱却期には、まずは企業はため込んできたお金を設備投資や研究開発などに使う」と回答し、本格的な貸し出し増に至るには時間がかかると語った。

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