2019年1月21日(月)

失業率4.2%に改善 8月、雇用情勢なお厳しく

2012/9/28付
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総務省が28日発表した8月の完全失業率季節調整値)は前月比0.1ポイント改善し、4.2%となった。2カ月ぶりの改善だが、職探しをあきらめた失業者の増加が主因とみられ、雇用環境が回復したとは言い難い。厚生労働省が同日発表した有効求人倍率(同)は0.83倍で前月と同水準だった。

完全失業者(季節調整値)は272万人で、前月に比べ10万人減少した。一方で職探しをしていない非労働力人口は4563万人と20万人増えた。総務省は「労働市場から退出する動きがあったようだ」と分析する。

製造業の就業者数(実数)は1012万人で29万人減り、減少幅は前月よりも拡大した。大手電機メーカーが人員削減計画を発表しており、厚労省は「雇用情勢は持ち直しているが、依然厳しい」との判断を維持した。

厚労省の職業紹介状況によると、雇用の先行指標となる新規求人数は前月比0.1%減の74万人だった。電子部品メーカーなどの生産抑制を背景に製造業で減少傾向が続いている。新たに仕事を探し始める新規求職者数が減った影響で、新規求人倍率は0.02ポイント上昇し、1.33倍となった。

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