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鉱工業生産6カ月ぶり上昇 11月1.0%、自動車伸びる

経済産業省が28日発表した11月の鉱工業生産指数(速報値、2005年=100)は前月比1.0%上昇の91.8だった。前月を上回るのは6カ月ぶり。年明けの需要増を見込んで自動車が生産を伸ばしたほか、携帯電話向けの液晶パネルなども指数を押し上げた。ただ10~12月期でみると2期連続でマイナスになる見通し。経産省は基調判断は「弱含み」で据え置いた。

11月の回復をけん引したのは輸送機械工業で、4.4%増と8カ月ぶりのプラスだった。エコカー補助金の終了で10月は10.0%低下したが、大幅な減産には歯止めがかかった形。国内向け小型・普通乗用車の生産が10年度末の需要期に向けて増えたほか、アジアや中近東向け普通乗用車も伸びた。自動車用タイヤを含むその他工業も4.1%増で6カ月ぶりに増えた。

品目別で見ると新機種の出た携帯電話が23.8%増と大きく伸びた。主に携帯電話向けの中小型液晶パネルの生産も中国や韓国向けで好調で、電子部品・デバイス工業は6カ月ぶりとなる3.1%増となり、全体の指数を押し上げた。

出荷指数は2.5%増の94.6だった。家電エコポイント制度で付与ポイントの縮小を前にした駆け込み需要があり、液晶テレビの出荷が急増。在庫指数も液晶テレビの減少などで、1.7%低下の95.0だった。

同時に発表した製造工業生産予測指数によると、12月は3.4%、1月は3.7%上昇する見込み。輸送機械工業で輸出向けなどの増産が予想されるためだ。ただ10月の落ち込みが大きかったこともあり、10~12月は1.6%減と2四半期連続でマイナスの見込みだ。指数水準は直近の低下開始前の5月(96.1)に届かない。

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