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1月の鉱工業生産2.4%上昇 自動車・鉄鋼がけん引

経済産業省が28日発表した1月の鉱工業生産指数(速報、季節調整値、2005年=100)は97.1で、前月比で2.4%上昇した。上昇は3カ月連続で、自動車や鉄鋼など輸出がけん引役となった。2、3月も上昇を見込んでおり、経産省は基調判断を「持ち直し」に据え置いた。

1月の鉱工業生産指数は事前の市場予測の中央値(4.0%上昇)を下回った。業種別にみると、自動車など輸送機械工業が7.5%上昇。欧州やアジア向けの普通自動車が伸び、部品も回復した。5.6%増の鉄鋼業では、自動車向けの鋼材の生産が増加した。

一般機械工業も2カ月ぶりに上昇し、4.6%伸びた。欧州や台湾向けの半導体製造装置が26.4%増と好調だった。

ただ、昨年12月以降に家電エコポイント制度が縮小された影響で液晶テレビが落ち込んだこともあり、情報通信機械工業は9.0%減と2カ月ぶりにマイナスに転じた。

在庫指数は100.9と4.7%上昇し、上昇率が2005年基準で最高だった。液晶テレビの在庫が積み上がり、情報通信機械工業が40.7%増だった。出荷指数は96.9と1.1%増。1月は気温が低かったことから、石油ストーブの出荷が約2倍になった。

同日発表した製造工業生産予測調査は、2月が0.1%上昇、3月は1.9%上昇だった。予測指数通りなら1~3月期の鉱工業生産指数は前期比5.7%上昇の97.8になり、リーマンショック前の08年7~9月(104.6)以来の高水準になる見通しだ。

ただ、第一生命経済研究所の新家義貴主任エコノミストは鉱工業生産は輸出の影響を大きく受けているとしたうえで、「原油高が続けば米国やアジア経済の回復ペースが想定より鈍化する可能性がある」と指摘している。

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