2019年3月24日(日)

民主、一転「都構想で協議も」 大阪維新の会勝利で

2011/11/28付
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大阪府知事・大阪市長ダブル選挙での地域政党「大阪維新の会」勝利を受け、これまで地方組織レベルで対決してきた民主、自民両党などに戸惑いが広がっている。今後の国政への影響も視野に、微妙に軌道修正を図る動きも出てきた。

大阪府・市を解体・再編する「大阪都構想」を巡っては、藤村修官房長官が28日午前の記者会見で「民意として是とすると捉えられる」と表明。維新の会代表で大阪市長に当選した橋下徹氏から国との協議の要請があった場合、「相談を受ける」と述べ、協議する考えを示した。従来、藤村氏は「飛躍し過ぎている。大阪都とは何かなと疑問が出てくる」と否定的だったが、発言を修正した。

民主党の前原誠司政調会長も27日夜に「大局的な観点から協力したい」と述べている。自民党の大島理森副総裁は28日午前「都構想を批判したり評価したりする段階ではない」と記者団に語った。

橋下氏は27日夜、「国会議員は今回の府民、市民の声を無視できない。(都構想実現に必要な法改正を)してくれなければ維新で国政に出る。国会議員を擁立する」と明言。法改正の実現を名目にした中央政界への進出に言及していた。

既に、みんなの党の渡辺喜美代表は「互いにウィンウィンの関係になるよう連携したい」と次期衆院選での共同歩調に触れている。既成政党内でも、維新の会の勢いを見て、政界再編を視野に入れて距離感を測る様々な動きが出てきそうだ。

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