日ロがビザ発給簡素化へ 外相、イラン核開発も協議

2012/1/28付
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玄葉光一郎外相は28日、都内でロシアのラブロフ外相と会談した。貿易や経済の交流を後押しするため、査証(ビザ)発給の手続きを簡素化して出入国しやすくする協定に署名した。防衛交流の促進策や、イランと北朝鮮の核開発問題も協議したもようだ。懸案の北方領土問題では、ロシアが提案している共同経済活動などが話題になった可能性がある。

玄葉氏は会談の冒頭で「アジア太平洋のパートナーにふさわしい関係を構築したい」と強調。ラブロフ氏も「アジア太平洋地域での協力について議論したい」と応じた。

両外相が署名したのは日ロ査証簡素化協定。発効すると、一定期間内なら何度でも出入国できる数次ビザの有効期間が、従来の1年間から3年間に延びる。90日以内の短期滞在ビザを取得する日本人の場合、これまで必要だったロシア内務省発行の「招待状」を取得しなくても済む。

安保分野では、海上防衛当局者の交流や対話の強化を確認したもようだ。北方領土の共同経済活動はロシアが意欲的だが、日本側は仮に検討するとしても、日本の「法的立場」を害さないことが大前提との構えだ。

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