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フィッチも日本国債の格付け見通し下げ

大手格付け会社フィッチ・レーティングスは27日、日本の長期国債格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に変更した。2010年末の日本の政府債務が国内総生産(GDP)の210%に達するなど財政状況の悪化に歯止めが掛かっていないのが主因。福島の原発事故の処理コストの規模が依然として不透明なことも、格下げのリスク要因だと指摘した。

フィッチによる日本国債の格付けは最上位から4番目の水準となる「ダブルAマイナス」。財政再建に向けた政治の合意が十分にとりつけられない場合や、東日本大震災の復興のための財政コストが大幅に膨らむ場合は、実際に国債の格付けを引き下げる可能性があるとした。

日本国債の格付け見通しを巡っては、今年2月にムーディーズ・インベスターズ・サービスが、4月にはスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がそれぞれ「ネガティブ」に下げた。フィッチの見直しはそれに追随する格好。政府が6月下旬に示す社会保障と税の一体改革の成案や、年央に示す中期財政フレームで描く財政健全化への道筋で市場の信認を確保できるかが焦点となる。

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