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中国、G8に「興味なし」 菅首相の提案に否定的

途上国代表の立場優先、外交・安保で制約警戒

今回のサミットで菅直人首相は「中国に一層責任感を高めてもらうため」に中国をG8に入れるべきだと表明した。これに対して、中国側からは否定的な見解が相次いでいる。

G8は26日の首脳宣言に、韓国の哨戒艦沈没事件について北朝鮮を非難する記述を盛り込んだ。中国外務省の馬朝旭報道局長は記者会見で「G8の文書は知っているが、中国はG8でなくG20のメンバーだ」と指摘。G8が何を言っても、北朝鮮非難に慎重な中国の姿勢は変わらないとの立場を鮮明にした。

温家宝首相は3月の全国人民代表大会(国会に相当)で、中国がG20を重視する方針を明確にしている。途上国代表としてG20を足場に国際的な発言力を強める中国にとって、「G8入り」といわれて先立つのはむしろ警戒感。外交や安全保障政策での自由度を失うことにもつながりかねず、請われてもG8に加わるつもりはないようだ。(トロント=高橋哲史)

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