TPP推進へ政府が「開国フォーラム」 さいたま市

2011/2/26付
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政府は26日、貿易自由化の推進に向けた対話集会「開国フォーラム」の第1回会合をさいたま市で開催した。6月に環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加の是非を判断するのを前に、農業関係者などに理解を求める狙いがある。玄葉光一郎国家戦略相(民主党政調会長)は「手をこまぬいていたら工場もなくなり農業もだめになる。両方とも1歩も2歩も3歩も前に出ていく契機にしなければいけない」と訴えたが、会場からは慎重な意見が出された。

会合には公募などで選ばれた約350人が出席した。「TPPに参加すると、農業を大規模化してもやっていけない」「6月に交渉参加の是非を判断するのは乱暴だ」など、慎重な対応を求める声が上がった。

これに対し、平野達男内閣府副大臣は「交渉に参加するかしないかを議論している間に、TPP交渉は非常な勢いで進んでいる。仮に6月に日本が手を挙げても、今さら意見を言ってもらっても困ると言われるかもしれない」と強調した。政府は今回も含め、全国9カ所でフォーラム開催を企画している。

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