規制委員長、安全審査巡り電力会社に苦言
原子力規制委員会が25日に開いた定例会合で、一部の電力会社の準備不足が原発再稼働に向けた安全審査の長期化を招いているとして、改善を求める声が相次いだ。田中俊一委員長も同日の記者会見で「時間が無駄に過ぎていくだけ。考え方をきちっと整理して(審査に)臨んでいただきたい」と電力会社に苦言を述べた。
1月に始まった審査が難航している日本原燃の使用済み核燃料の再処理工場(青森県)、今月に審査が始まった東北電力の東通原発(同)などが念頭にあるとみられる。
同日の定例会合では地震対策を担当する島崎邦彦委員長代理が、先行して行われた別の原発での議論を考慮せずに申請してくる電力会社があると指摘。「審査の効率化、迅速化を妨げている」と批判した。設備面の審査を担当する更田豊志委員も「まだ決定していない段階の案を持ってきて、規制委の反応を見ようとする姿勢の会社がある」と述べた。
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