2019年2月24日(日)

中国山東省で反日1000人デモ 日本料理店が被害

2012/8/25付
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【日照=共同】中国山東省日照市で25日、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張する反日デモがあった。約千人が参加したとみられる。警察などが厳戒態勢を敷く中、参加者の一部が暴徒化し、日本料理店を襲撃、入り口などのガラスが割られた。

また、日照市外事弁公室は共同通信に対し「身の安全を確保できない」としてデモ行進に近づかないように取材を制限、報道に神経をとがらせている様子もうかがえた。

中国では19日にも広東省深センなど全国20都市以上で反日デモが行われており、香港の活動家らの尖閣上陸後、週末のデモは2週連続。インターネット上では26日も広東省や海南省でデモが呼び掛けられている。

尖閣を日本固有の領土と強調した野田佳彦首相の記者会見などが中国国内でも報じられており、反発が高まっているとみられる。

デモ参加者は商店街の広場で「釣魚島は神聖不可侵の中国領土だ」と繰り返し訴えた。その後、警察が周辺を警備する中、横断幕や中国国旗を掲げながら大通りを約5キロにわたって歩き、日本製品のボイコットなどを呼び掛けた。

途中、日本料理店を見つけると、警察官らの制止を振り切り、ペットボトルや小石を投げ始め、入り口や2階のガラスを割った。同市外事弁公室によると、日本料理店は中国人の経営という。

中国では一部の国民が政府への「弱腰」批判を強めており、中国当局は「ガス抜き」のため一定程度の抗議活動を容認したとみられる。

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