輸出10月7.8%増、伸び率鈍化 EU向けマイナスに - 日本経済新聞
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輸出10月7.8%増、伸び率鈍化 EU向けマイナスに

財務省が25日発表した10月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額が前年同月比7.8%増の5兆7236億円になった。自動車などが増え、11カ月連続で前年同月を上回った。ただ欧州連合(EU)向けが減少に転じたうえ、リーマン・ショック後の落ち込みの反動が一巡したこともあり、伸び率は8カ月連続で鈍化した。円高の影響もあり、景気のけん引役である輸出の先行きに不透明感が出てきた。

輸入額は8.7%増の4兆9017億円で、差し引きの貿易収支は8219億円の黒字だった。為替レートは1ドル=83円42銭と、前年同月比7%の円高になった。

地域別の輸出動向ではアジア、米国、EUに対する輸出の前年同月比が悪化した。特にEU向けは1.9%の減少で、2009年11月以来のマイナスになった。映像機器が減ったほか、前年計上していた大型船舶の輸出がなかったという特殊要因も重なった。財務省はEU向けについて「低調が続くとはみていない」と分析している。

アジア向け輸出は前年同月比11.3%増で、伸び幅は9カ月連続で縮小した。中国向けが金属加工機械を中心に17.5%増と伸び率が拡大した一方、韓国や台湾など新興工業経済群(NIES)向けが4.3%増と大幅に鈍化した。米国向けは4.7%増だった。

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