「拉致進展なければ北朝鮮にけじめ」 松原担当相
一段の経済制裁強化を示唆

2012/8/24 19:23
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松原仁拉致問題担当相は24日の報道各社のインタビューで、29日の日朝協議に関連して「拉致問題で一定の進捗や具体的な展開がない状況になれば、我々は様々なことを考えなければいけない。けじめをつける必要がある」と語った。今後の日朝政府間交渉で北朝鮮が拉致問題を扱うことを拒否した場合、一段の経済制裁の強化に踏み切る構えを示したものだ。

29日に北京で開く日朝予備協議では、今後の本格交渉で扱う議題を話し合う。議題には第2次世界大戦の終戦前後に北朝鮮で亡くなった日本人の遺骨返還が入る見通しだが、日本が求めている拉致問題の議題化には北朝鮮が消極的な姿勢を示している。松原氏は「日朝間の諸懸案には拉致問題が当然含まれる。予備協議でこの点が確認されるのが政府間協議の必要条件だ」と強調し、北朝鮮をけん制した。

対北朝鮮の経済制裁の一部緩和に向けては「拉致問題で一定の具体的な進捗がどうしても必要だ」と指摘。帰国した拉致被害者の支援策に関しては「蓄えや年金が不十分との指摘があり、対応を関係府省庁の連絡会議で議論を進める」と述べ、拡充を検討する考えを示した。

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