犠牲者9人の氏名、政府が公表へ 人質事件
遺体帰国後

2013/1/24付
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菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で、アルジェリア人質事件の生存者7人と犠牲者9人の遺体を乗せた政府専用機が早ければ25日午前7時ごろ、日本に到着するとの見通しを示した。犠牲者の氏名は遺体が帰国した後に公表する方針を明らかにした。残る1人の安否不明者については、日本時間24日午後4時半から、現地で確認作業を進める。

安倍晋三首相は同日午前、新たに日本人2人の死亡が確認されたことについて「大変残念だ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。首相は同日、菅長官に「残り1人の安否確認に全力を挙げて取り組むように」と指示した。

菅長官は犠牲者の氏名に関し「(遺体が)帰国した後、私の定例記者会見で政府の責任で公表したい」と表明した。これまで公表を控えてきた理由については「ご家族の心情を第一に考えた」と説明した。生存者の氏名は公表しない方針だ。

残る1人の安否不明者の確認作業については「アルジェの遺体安置所には多数の遺体があり、損傷が激しいものが含まれている。慎重に確認作業をしている」と述べ、確認に時間がかかる可能性を示した。

首相特使としてアルジェリアを訪問した鈴木俊一外務副大臣は政府専用機で、生存者や犠牲者の遺体とともに、日本時間24日午後2時に現地を出発する予定。帰国後、首相にアルジェリアのセラル首相との会談や現地情勢について報告する。城内実外務政務官は現地にとどまり、安否不明者の確認作業にあたる。

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