首相、福島の農家で「カブ上がれ」 被災地を視察

2013/3/24付
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安倍晋三首相は24日、福島県を訪れ、東京電力福島第1原発事故で全域が警戒区域や計画的避難区域になっている浪江町などを視察した。福島訪問は第1原発を訪れた昨年12月29日に続き就任後2回目。

福島県郡山市の農家で、土から抜いたカブを「株、上がりますように」と持ち上げる安倍首相。左は根本復興相(24日)=共同

福島県郡山市の農家で、土から抜いたカブを「株、上がりますように」と持ち上げる安倍首相。左は根本復興相(24日)=共同

浪江町などの一部地域は住民の立ち入り制限が段階的に緩和される予定で、首相は楢葉町内の検問所では警察官らを「命懸けで地域のために頑張った皆さんの貢献に敬意を表したい」と激励。風評被害に苦しむ農家らとも意見交換し、郡山市のカブ栽培農家では自ら収穫したカブを掲げて「カブ(株)が上がりますように」と訴える場面もあった。

視察後、記者団に「2年間、時計の針が止まってしまったことを実感した。復興のスピードアップを図っていきたい」と強調。原発の再稼働については「安全を確保した上で判断したい。一方で低廉で安定的な電力供給がないと復興も難しい。総合的に判断していく」と述べ、再稼働の必要性に改めて言及した。

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