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2月の貿易統計、輸出額45%増

米向け自動車も好調

財務省が24日発表した2月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同月比45.3%増の5兆1287億円だった。3カ月連続で輸出額が前年を上回った。米欧、アジア向けともに増えたほか、中東欧・ロシア向けなども増加に転じた。北米でトヨタ自動車のリコール(回収・無償修理)問題が深刻化したが、対米輸出は好調で海外需要の順調な回復が続いている。

輸出額の前年同月比での伸び率は過去3番目の大きさになった。ただ金融危機の影響で前年に急落した反動が大きい。輸出額の水準自体はリーマン・ショック前の年平均と比べると、7割程度にとどまっている。

季節調整値で前月と比べると、2月は1.7%減と、1年ぶりのマイナスだった。大幅に伸びた1月の反動のほか、中国の春節(旧正月)の影響もあるとみられる。

一方、輸入額は前年同月比29.5%増の4兆4777億円と、2カ月連続で増えた。差し引きの貿易収支は6510億円と、11カ月連続で黒字になった。前年同月比では9倍に膨らんだ。

輸出額を地域別にみると、米国向けが前年同月比50.4%増と、2カ月連続で増えた。なかでも自動車輸出は2.3倍に急増した。自動車輸出は前月と単純に比べても金額ベースで19.9%増、台数でも18.6%増と好調で、トヨタのリコールによる日本車への悪影響は出ていない。

欧州連合(EU)向けは前年同月比19.7%増と、3カ月連続で増加。英国向け自動車やオランダ向け自動車部品が伸びた。アジア向けは55.7%増で、このうち中国は自動車や自動車部品、半導体などが好調で47.7%増になった。

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