失業給付、受給日数10年ぶり増 09年度
125日、解雇・倒産響く

2010/7/25付
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 2009年度の失業給付の平均受給日数が125.9日となり、前年度と比べ26.5日増えた。受給日数が増えたのは10年ぶり。08年秋の金融不安をきっかけに、解雇や企業倒産による離職が相次いだことが影響したとみられる。

 失業給付をもらえる日数は失業理由や年齢によって変わる。再就職の準備ができていない解雇などの離職は、自分で仕事を辞める自己都合よりも受給日数が長くなる。

 たとえば解雇で失業した場合(30歳未満)は、働いていた期間が10年以上20年未満なら給付を受け取れる日数は最大180日。一方で、再就職の準備をしやすい自己都合による離職の場合は最大120日と短い。景気後退で求人が少ないため再就職先を見つけられず、失業給付をもらい続ける人が多かったもようだ。

 09年の雇用保険制度の見直しで、有期の労働契約が更新されなかった離職者らを対象に受給日数を増やした。この制度改正によって実際の受給日数は139.5日とさらに長くなっている。

 失業給付の平均受給日数は、給付延べ日数を失業の認定を受けて初めて給付をもらった人の数で割って計算する。景気は上向き基調とされるが失業期間は長くなる傾向にあり、雇用情勢の本格改善にはなお時間がかかりそうだ。

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