憲法条文審議に着手、まず「天皇」 衆院審査会

2012/5/24 11:04
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衆院憲法審査会は24日午前、現行憲法の各章ごとの審議を始めた。昨年11月に衆参両院の憲法審査会が実質的な活動を始めてから、憲法条文の本格的な審議は初めて。第1章「天皇」を巡って与野党がそれぞれ見解を示した。

天皇を「元首」とするかどうかについて、自民党の中谷元氏は「天皇は国家を代表する人であり元首とすべきだ」と元首制への改憲を主張。民主党の山花郁夫氏は「天皇について党としてまとまったものはない」と述べた。

公明党の赤松正雄氏は「象徴天皇で不都合は生じていない」と強調、共産党の笠井亮、社民党の照屋寛徳両氏は護憲の立場を鮮明にした。みんなの党の柿沢未途氏は「天皇は日本国の元首と明記すべきだ」との認識を示した。

審査会では憲法に規定がない国旗、国歌や元号も議論した。今後は原則として毎週開催し全11章と前文を検証する。大畠章宏審査会長(民主党)は「改憲が前提ではない」としているが、具体的な議論が進めば改憲論が強まる可能性もある。

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