2019年6月17日(月)

民主、小沢系30人の辞表受理 幹事長代理は一川氏が兼務

2012/4/23付
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民主党は23日の役員会で、鈴木克昌幹事長代理ら小沢一郎元代表のグループの30人が提出した党役職の辞表を受理した。幹事長代理は元代表に近い一川保夫参院幹事長が兼務する。党執行部から元代表グループの議員が多く離れたことで、消費増税関連法案などを巡る党内調整が課題となる。

鈴木氏らは3月末の消費増税関連法案の国会提出に反発、抗議の意思を示すため党役職の辞表を提出していた。執行部は慰留を続けていたが、翻意は難しいと判断した。輿石東幹事長の周辺は元代表の裁判の判決が26日に控えていることを受けて「判決と関係なく処理できるギリギリの時期だ」と解説する。

党内融和に腐心する輿石氏は幹事長室ナンバー3の幹事長代理に一川氏を充てた。小沢系の大量辞職によって生じる亀裂を最小限にとどめたい考えからだ。

小沢系の樋高剛総括副幹事長の後任は、樽床伸二幹事長代行に近い笠浩史氏になった。小沢グループの議員は「党内融和にとっては意味のない人事だ」と語った。残る28人の後任は必要に応じて順次、補充する。

輿石氏は元代表に配慮しつつ自らの執行部での基盤強化につなげたい思惑も透ける。輿石氏と一川氏は「参院議員会長―参院幹事長」の関係。党内からは「輿石氏にとって使いやすい人材を置いただけ」との冷ややかな声も出ている。

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