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エコカー補助金、期限より5カ月早く終了 21日分で

経産省

経済産業省は21日、エコカー補助金を同日の受け付けで締め切ったと発表した。2700億円あまりの補助金予算の残高が約25億円となり、週明けに予算が底をつくのが確実になったためだ。これまでに約288万台に適用したエコカー補助金は、来年2月末の期限より5カ月早く終わる。

エコカー補助金は2011年度の第4次補正予算で復活した。一定の燃費基準を満たした乗用車の購入者に10万円(軽自動車は7万円)を交付する制度で、今年4月から受け付けを始めた。13年2月末の期限を迎える前に予算(総額2747億円)がなくなれば終了するとしていた。

21日の受付額は約32億8000万円(約3万4000台)。予算は約25億円残っているが、公平性に配慮して財源が尽きた当日の申請はすべて無効になる。経産省は週明け24日の申請額が予算を上回るのは確実として21日で打ち切りを決めた。 毎週の申請額は夏前は100億円程度だったが、8月に入り60億円程度まで落ち込んだ。補助金の終了が近づくと、駆け込み需要が出て予算残高が減るとみられていた。ただ、自動車各社が補助金の終了を見据えて、独自の顧客優遇策を設けたことなどで申請額のペースが鈍った。

エコカー補助金に支えられた自動車販売は日本経済をけん引していただけに、終了は景気の下押し要因になりかねない。BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは「補助金で60万台分の需要を先食いしているとみられ、10~12月期の国内総生産を0.8ポイント押し下げる可能性がある」と試算している。

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