2019年2月22日(金)

メガフロート、ブラジルで受注目指す IHIなど共同開発へ

2013/2/19付
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政府と造船・重機などの日本企業各社は、ブラジル沖の海底油田を採掘する作業員の輸送中継点となる人工浮島の「メガフロート」を共同で開発する方針だ。ブラジルの政府系企業に提案し、2014年までの受注を目指す。政府は12年度から3年間で合計14億5千万円を支援する。日本の備蓄技術をいかし、官民一体で輸出を加速する。

ブラジルでは、陸から約300キロの沖合で油田や天然ガス田が発見され、20年までに採掘を始める予定。陸から油田までは遠く、陸から船で多くの作業員が行き来するには時間がかかる。このため中継地点としてメガフロートが必要になるという。

IHIや三菱重工業、川崎重工業、三井造船、日本郵船などが参加する。独立行政法人の海上技術安全研究所や日本海事協会も参画する。16年までにメガフロートをブラジル沖に設置することを目指す。

メガフロートは横315メートル、縦80メートルの大きさで、沖合約200キロに設ける。作業員の輸送だけではなく、航空管制を行う人などのための事務所や宿泊施設も設ける。事業規模は数千億円にのぼるとみられる。

原油価格などの上昇を背景に世界各国でエネルギー備蓄計画が動き出している。政府はブラジルのほか、アジア諸国にもメガフロートを官民で輸出する考えだ。

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