2018年11月20日(火)

いざ参院選 国会が閉会 衆院、内閣不信任案を否決

2010/6/16付
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第174通常国会は16日、150日間の会期を終えて閉幕した。自民党は同日午前、菅政権の国会運営を不服として内閣不信任決議案を衆院に提出したが、午後の衆院本会議で与党と社民党の反対多数で否決された。各党は「24日公示―7月11日投開票」の参院選に向けて事実上の選挙戦に入った。

衆院本会議で内閣不信任決議案が否決され一礼する菅首相(16日午後)

衆院本会議で内閣不信任決議案が否決され一礼する菅首相(16日午後)

自民党など野党は菅直人首相と、事務所費問題が発覚した荒井聡国家戦略相への問責決議案、江田五月参院議長の不信任決議案も参院に提出した。ただ、参院本会議の開催を巡って与野党が対立。参院議院運営委員会理事会は16日の参院本会議開催見送りを決定し、問責決議案などは3本とも廃案が決まった。

衆院は同日夕の本会議で閉会中審査の手続きなどの会期末処理をした。一方、本会議を開かない参院では会期末処理も見送りとなった。参院事務局によると、参院選を控えた通常国会で会期末処理をしないのは過去に例がないという。

国会閉幕に伴い、国家公務員法改正案や郵政改革法案、地球温暖化対策基本法案などが軒並み廃案となった。インターネットを利用した選挙活動を可能にするための公職選挙法改正案は提出できなかった。新規の政府提出法案の成立は63本中35本にとどまり、成立率は55.6%と過去最低を記録した。

野党各党は、会期中に新内閣が発足したにもかかわらず衆参両院で予算委員会を開かない与党の姿勢を「論戦から逃げて説明責任を果たしていない」と批判を強めている。

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