南西諸島の防空強化へ調査費 防衛省が予算要求

2013/1/16付
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防衛省は沖縄県・尖閣諸島周辺に接近を重ねる中国の航空機に備え、南西諸島の防空体制を強化する。2013年度予算の概算要求に、南西地域での航空自衛隊の運用強化について調査費を数百万円規模で要求。具体策の一つに、空自のF15戦闘機を下地島空港(宮古島市)に常駐させる案が浮上している。

昨年12月13日に中国機が尖閣周辺の領空を侵犯した際、空自は現在の南西防空の拠点である空自那覇基地(那覇市)からF15を緊急発進させた。しかし到着したときはすでに中国機は領空を出ており、姿を捉えられなかった。

那覇基地から尖閣までは約420キロメートルあり、F15でも15分程度かかるとされる。一方、下地島空港は約190キロメートルと短い。ただ、同空港は建設前の1971年に当時の琉球政府と日本政府が軍事利用はしないとした取り決めがあり、今後調整が必要となる。新石垣空港(石垣市)や宮古空港(宮古島市)なども利用可能かどうか調べる。

さらに地上レーダーが捕捉できない空域の穴を埋めるため、空中警戒管制機(AWACS)や早期警戒機E2Cの稼働を増やす。

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