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経産相「原発稼働、一瞬ゼロに」 大飯再開に時間

関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の5月の連休中の再稼働が困難になった。政府が再稼働の条件とした地元自治体の同意には時間がかかり、京都府や滋賀県など近隣自治体の反発も根強いためだ。唯一稼働する北海道電力泊原発3号機は5月5日に定期点検に入る予定で、国内の原発は一時的に全て停止する見通しだ。

枝野幸男経済産業相は15日、徳島市内の講演で「稼働する原発が5月6日から一瞬ゼロになる」と明言した。政府が原発の稼働がなくなるとの見通しを示すのは初めて。

経産相は14日に福井県入りして西川一誠知事、おおい町の時岡忍町長らに大飯原発の早期の再稼働へ協力を求めた。だが地元首長は「県の委員会で妥当性を厳正チェックする」(西川知事)、「関西圏の理解が必要」(時岡町長)として答えを留保した。経産相の「ゼロ」発言は、こうした地元の反応を踏まえたものだ。

福井県は16日午後に再稼働の妥当性を審査する「県原子力安全専門委員会」を開く。結論までに2、3回程度の協議を重ねる見通しで、月内に妥当性を判断できるかは不透明だ。仮に月内に結論を出したとしても、停止中の原発が再稼働するには1~2週間の時間がかかる。

おおい町の時岡町長が大阪市や京都府への説得も促したことで、再稼働のハードルは高くなった。大阪市の橋下徹市長は枝野経産相の再稼働要請に対して「民主党政権を倒すしかない」と反発している。

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