自民総裁、TPP交渉「参加すべき」
自民党の谷垣禎一総裁は15日午前のテレビ東京番組で、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題に関し「全然協議しないでいいのか。協議をしながら国益にかなうか判断すべきだ」と述べ、交渉に参加すべきだとの認識を示した。
そのうえで「もう少し情報を集めて状況をよく検討しないといけない」と語った。TPPへの参加については「もう少し議論しないといけない。あまり拙速に判断してはいけない」と述べた。
東日本大震災からの復興資金を調達するために発行する復興債の償還完了期間については「政府案の10年だと年度年度の償還がかなり大きくなる」と指摘。「建設国債の償還期間の60年は一つの参考になる」と語った。