2018年6月20日(水)

非正規から正社員に移行しやすい環境を、厚労省研究会が報告書

2010/7/14付
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 雇用政策について議論する厚生労働省の雇用政策研究会(座長・樋口美雄慶大教授)は14日、勤務地や職種を限定するなど正社員の働き方を多様化し、非正規社員が正社員に移行しやすい環境を整える必要があるとの報告書をまとめた。厚労省は報告をもとに、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)で具体的な施策を検討する。

 報告書「持続可能な活力ある社会を実現する経済・雇用システム」は、定期的に雇用契約を更新する非正規社員の不安定さを指摘。勤務地や職種の都合で正社員になれない現状を改めることで、非正規社員の雇用を安定させられるとした。企業にとっても中長期的に地域ごとの人材を育てることができるとしている。

 また、正規と非正規の均等・均衡待遇の推進やハローワークの機能強化、家賃補助制度や職業訓練といった「第2の雇用の安全網」も強化すべきだと記した。研究会は16人の学識者らで構成する。

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