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福島原発、新たな汚染水対策必要 工程表見直しに影響

1号機建屋地下に大量の水

東京電力福島第1原子力発電所1号機の原子炉建屋地下に大量の水が見つかった。原子炉から漏れ出た可能性が高い。放射性物質を含む高濃度汚染水と確認されれば、建屋外に流出していないかどうか早急に調べなければならない。高い放射線量の原因にもなり、作業環境も悪化する恐れがある。新たな汚染水対策が必要で、工程表見直しにも影響しそうだ。

福島第1原発の敷地内には約9万トンの汚染水が存在するとされてきた。2、3号機のタービン建屋やトレンチ(坑道)、4号機の原子炉建屋地下などにあった。2、3号機原子炉建屋の本格調査が進めば、さらに汚染水が増える懸念もある。

事故収束へ向けた作業は、これまでも汚染水対策が重要な柱となってきた。原子炉を応急的に冷やすために大量の水を毎日注水しなければならないからだ。1号機で見つかった大量の水が原子炉由来なら、今後も増えていく公算は大きい。

原子炉建屋内から隣接するタービン建屋やトレンチに流れ出ている可能性も否定できない。既に2、3号機から高濃度の汚染水が相当量、海へ流出。国際的な批判も受けた。止水したものの、東電の工程表では当面の取り組みとして海洋汚染の回避を重視している。汚染水の増加が本格的な冷却機能の回復作業に支障を及ぼすのは必至だ。

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