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民主代表に菅氏 国会議員票でも小沢氏上回る

(更新)
民主党の代表に再選され一礼する菅首相(14日、東京都港区)

民主党代表選は14日、臨時党大会で投開票を行い、菅直人首相が小沢一郎前幹事長を破り、再選を果たした。党所属国会議員と党員・サポーター、地方議員による投票で首相は721ポイントを獲得し、小沢氏の491ポイントに大差をつけた。首相は17日にも内閣・党役員人事を実施し、新体制で円高・株安対策や日米同盟強化などの政策を実行する態勢を整える。ただ与党は参院で過半数割れしており、党を二分した激しい選挙戦の影響もあり、首相の政権運営は厳しさが避けられない。

代表に選出された菅首相と握手する小沢氏(14日午後、東京都港区)

再選を果たした首相は選出直後のあいさつで「約束した通りノーサイドで、挙党態勢で頑張り抜くために、全国会議員、全党員の協力を心からお願いしたい」と強調した。敗れた小沢氏も支持議員の会合で「また一兵卒として民主党政権を成功させるために頑張っていきたい」と語った。

投票の結果、首相は党員・サポーター票で249ポイントと、小沢氏の51ポイントに約5倍の大差をつけた。地方議員票も首相は60ポイントで、小沢氏の40ポイントに勝利した。

両陣営が投票直前まで多数派工作を展開した国会議員でも、劣勢とみられていた首相が206人(412ポイント)を得て、小沢氏の200人(400ポイント)をわずかに上回った。

代表再選後、記者会見した首相は国会対応について「体制が固まった後で、野党の皆さんとも考えたい」と、野党との連携を模索する考えを示した。経済対策では「第2ステップとして補正予算も含めて検討する」と語り、年内の今年度補正予算案の編成も視野に状況を見極めると表明した。

同時に「(衆院議員の残り任期が)3年間あることを念頭に置いて、いよいよ本格的に日本経済の立て直しを始め取り組んでいく」と早期の衆院解散・総選挙を退けた。

14日間にわたった代表選は民主党が与党して初めて実施する党首選びで、経済対策や政治主導などの政権運営、「政治とカネ」問題などが争点となった。

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