首相、靖国に玉串料奉納へ 参拝は見送り
終戦記念日に私費で

2013/8/14付
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安倍晋三首相は終戦記念日の15日に、靖国神社の参拝を見送り、自民党総裁として私費で玉串料を奉納する意向を固めた。関係者によると、首相は代理人を通じて納める方針だ。参拝見送りで中国や韓国など周辺国との摩擦を避ける一方、支持基盤の保守層らに向けて戦没者に尊崇の念を抱く姿勢を示す狙いがある。

首相は6日の広島市での記者会見で「国のために戦い尊い命を犠牲にした方に手を合わせ、ご冥福をお祈りし、尊崇の念を表する気持ちは持ち続けたい」と述べていた。玉串料奉納でこうした思いを表すものとみられる。歴史認識などで対立する中韓両国に対しては、参拝見送りを関係改善のメッセージとし、首脳会談開催などの環境整備を進める考えだ。

首相は2006年9月から07年9月までの第1次安倍内閣では、日中関係の立て直しを優先して靖国参拝を見送った。昨年12月に再び首相に就任してからは、今年4月の春季例大祭に合わせた参拝は見送ったが、真榊(まさかき)と呼ばれる供え物は奉納した。

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